SDGsレポート

SDGs達成に向けた当社の活動報告

2021年12月~2022年6月 SDGs活動報告

2021年12月~2022年6月のSDGs活動状況につきましてご説明・ご報告させていただきます。

活動の歩み

これまでの主な活動の歩みは以下のとおりです。

2019年 7月 SDGsプロジェクトチーム発足
2020年 1月 外務省登録「ジャパンロゴマーク」の使用許可
7月 SDGs委員会設置(以後、1・2回/月委員会開催)
2021年 1月 「年間取組計画」の策定
3月 全拠点に社内掲示板・提案箱を設置し、全社に活動を周知
(掲示板設置で活動状況の「見える化」を図り、当事者意識を育むツールとして提案・意見箱を設置)
4月 KPIに基づき、「部署毎の取組み」と称した社内SDGs活動強化期間を開始(~6月末)
(委員会による定期的な社内巡回によりフォローアップ)
7月 目標に、ジェンダー平等として「女性が活躍できる職場環境整備を推進しよう」及びCO₂排出の削減として「温室効果ガス排出60%削減」を追加
11月 2019年6月迄の1年間と比べ、2020年6月現在で、取り組み目標のうち特に身近な目標である「電力使用量の削減」及び「用紙使用量の削減」について進捗を掲示、周知
当ホームページにSDGsレポート・活動報告を掲載
  12月 「女性活躍推進委員会」及び「健康経営推進委員会」が発足し、取組みが遅れていた目標3、5及び8への取組みが具体的に始動
2022年 4月 第2回「部署毎の取組み」を開始し、社内全部署の共通課題・各部署の固有課題に対する取組を行う(~6月末)
(委員会による定期的な社内巡回に加え巡回強化週間を設け、取組み支援・フォローアップ体制を強化)
6月 再生電気への契約切替えにより、Scope2におけるCO2排出を実質ゼロ達成

緑部分が今回追加した活動の歩みになります。

今後も「年間取り組み計画」をたて、目標達成に向けて、後述「主な取り組みKPI概要」の具体的な取り組み内容を推進していきます。
そして、従業員全員が一丸となって自分事として取り組み、我々一人ひとりにとって「当たり前」になっていくことを目指していきます。

主な取り組みKPI概要

取り組みSDGs目標 達成時期 目標水準 具体的な取り組み策
ジェンダー平等
女性社員、管理職者数・比率の計画的向上
2030年 2021年を基準に、
女性社員比率24%を30%に増加
女性管理職比率5%を20%に増加
(現状、業務・待遇・キャリアパス等で男女格差はない)
・女性社員の積極的採用と共有価値創出
・女性管理職の計画的育成
勤務時間の適正化推進
人材育成の推進
2025年 残業30H/月以内 ・残業時間の削減
・社内外研修等の一層の充実化 等
2030年 残業20H/月以内
従業員の健康管理 ※1 2023年 第1区分評価維持 ・職場環境測定受検後、自社測定認可取得
健康診断・ストレスチェック100%受診 他 ・事前の丁寧な日程調整、リマインド案内を繰返し注意喚起
・産業医面談もリモート受診により、スムースに実施
電力使用量の削減 2025年 2019年度比15%削減 ・生産工程見直しによる合理化と省電力化
・水現像等新技術採用による省電力化
・機械購入・機械設備投資時の省電力型機優先採用
・休憩時の消灯、全拠点使用照明のLED化
・クールビズ・ウォームビズ
2030年 同年度比30%削減
温室効果ガスの排出削減 2030年
(2050年)
2019年度比使用量60%削減
(実質ゼロ)
・再生電気利用(RE100:「再生エネ100宣言RE Action」「エコアクション21」加入等検討)
・脱有機溶剤への取組み推進
・太陽光発電システムの増設推進
・クールビズ・ウォームビズ
資源利用効率の向上 2025年 用紙使用量を2019年度比で50%削減 ・コピー用紙、産業用紙をA4に換算して使用枚数削減取組み
・両面・Nアップ、使用済用紙裏面活用などコピー方法の検討、データによる資料配布により削減、ペーパーレス化を促進」
グリーン購入法適合品、FSC認定紙の購入量を30%以上 ・備品等の購入ルールの策定
2030年 産業廃棄物処理量を2019年度比で30%削減 ・産業廃棄物と一般廃棄物別で管理。再作成削減・原料歩留まり向上に心がけ廃棄量の削減に取組み
フレキソ印刷産業の成長で温室効果ガスの排出削減 可及的速やかに フレキソ印刷業界と関連する企業団体の皆様と共に社会課題の解決に取り組む ・水性フレキソ印刷関連への取組み
・技術研究の成果発信
・展示会への出展や参加

ジェンダー平等
女性社員、管理職者数・比率の計画的向上

達成時期 2030年
目標水準 2021年を基準に、
女性社員比率24%を30%に増加
女性管理職比率5%を20%に増加
具体的な取り組み策 (現状、業務・待遇・キャリアパス等で男女格差はない)
・女性社員の積極的採用と共有価値創出
・女性管理職の計画的育成

勤務時間の適正化推進
人材育成の推進

達成時期 2025年(2030年)
目標水準 残業30H/月以内(残業20H/月以内)
具体的な取り組み策 ・残業時間の削減
・社内外研修等の一層の充実化 等

従業員の健康管理 ※1

達成時期 2023年
目標水準 第1区分評価維持
具体的な取り組み策 ・職場環境測定受検後、自社測定認可取得
達成時期 2023年
目標水準 健康診断・ストレスチェック100%受診 他
具体的な取り組み策 ・事前の丁寧な日程調整、リマインド案内を繰返し注意喚起
・産業医面談もリモート受診により、スムースに実施

電力使用量の削減

達成時期 2025年(2030年)
目標水準 2019年度比15%削減(同年度比30%削減)
具体的な取り組み策 ・生産工程見直しによる合理化と省電力化
・水現像等新技術採用による省電力化
・機械設備投資時の省電力型機優先採用
・休憩時の消灯、全拠点使用照明のLED化
・クールビズ・ウォームビズ

温室効果ガスの排出削減

達成時期 2030年(2050年)
目標水準 2019年度比使用量60%削減(実質ゼロ)
具体的な取り組み策 ・再生電気利用(RE100:「再生エネ100宣言RE Action」「エコアクション21」加入等検討)
・脱有機溶剤への取組み推進
・太陽光発電システムの増設推進
・クールビズ・ウォームビズ

資源利用効率の向上

達成時期 2025年
目標水準 用紙使用量を2019年度比で50%削減
具体的な取り組み策 ・コピー用紙、産業用紙をA4に換算して使用枚数削減取組み
・両面・Nアップ、使用済用紙裏面活用などコピー方法の検討、データによる資料配布により削減、ペーパーレス化を促進」
達成時期 2025年
目標水準 グリーン購入法適合品、FSC認定紙の購入量を30%以上
具体的な取り組み策 ・備品等の購入ルールの策定
達成時期 2030年
目標水準 産業廃棄物処理量を2019年度比で30%削減
具体的な取り組み策 ・産業廃棄物と一般廃棄物別で管理。再作成削減・原料歩留まり向上に心がけ廃棄量の削減に取組み

フレキソ印刷産業の成長で温室効果ガスの排出削減

達成時期 可及的速やかに
目標水準 フレキソ印刷業界と関連する企業団体の皆様と共に社会課題の解決に取り組む
具体的な取り組み策 ・水性フレキソ印刷関連への取組み
・技術研究の成果発信
・展示会への出展や参加

※1「従業員の健康管理」を含めた活動をおこなっている健康経営推進委員会の取り組み進捗総括状況はこちら
健康経営推進委員会の取り組み進捗総括状況

取り組み進捗報告

1.電力使用量の削減

目標 2019年を基準に2025年までに15%削減、2030年までに30%削減。




「電力使用量の削減」については、2019年を基準に2025年15%・2030年30%が削減目標となっております。
2020年は3%、2021年は6%の電力使用量の削減となりました。
2022年は着実な削減取組み継続の他、省エネ設備の導入等により促進が期待できると考えています。

2.用紙使用量の削減

目標 2019年を基準に2025年までに50%削減。




資源利用効率の向上の「ペーパーレス化:用紙使用量の削減」についてですが、2019年比で2025年までに50%削減が目標となっている中、2020年の年間削減目標が10%に対して、7%削減と残念ながら年間目標の達成には至りませんでした。
また2021年は2019年7月~3月を基準に2021年7月~3月と比較した場合、2年間で20%削減のところ16%削減であり、引き続き、削減目標数値をやや下回る結果になっています。
2022年はコピー用紙などの棚卸しの実施など効果測定のためのデータ入力方法を見直し、突き詰めることでこれまで以上に「取組みの見える化」を進め、意識を高めることでより一層の促進を目指します。

3.グリーン購入比率の向上

目標 2025年までにグリーン購入比率30%以上。




グリーン購入法適合品・FSC認証紙の購入量、購入額比で、2025年に30%達成を目標と設定していましたが、2020年は56%、2021年は3月までで63%達成中と、目標を大きく上回って推移しています。
2019年のグリーン購入率が13%であったため、50ポイントの向上となっています。
こちらについては今後目標を見直すことを視野に入れながら、購買内容管理による適正な購入の強化と全従業員の一層の意識向上を推進します。

4.廃棄物の削減

目標 2019年を基準に2030年までに30%削減。




2030年までに販売量比で30%削減を目標としておりますが、2020年は一般廃棄物で2%削減・産業廃棄物は12%削減となっています。
2021年は2019年7月~3月を基準に2021年の同月と比較した場合、一般廃棄物は4%増加、産業廃棄物は7%の削減となっています。
この処理量は基本的には受注量、生産量に伴い増減しますが、経営目標にあります取組みを推し進めることで、更なる削減に努めてまいります。

SDGs活動風景