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フレキソ製版

Flexo platemaking

スリーブ版

スリーブ版 CTS

CTSはComputer To plate on Sleeveで予めスリーブにデジタル版を巻き付けロール状で製版を行う技術です。
エンドレスパターンは必要の無いデザインで高見当性、高精細の要求をみたすテクノロジーです。
ユーザーサイドでスリーブへのマウント作業は必要無い為、省力化は勿論、高精度化によりヤレの抑制を実現しました。
スリーブと版と同一の為、印刷工場での貼り込み作業が不要です。
各色スリーブが同一寸法の為見当合わせが短時間で出来ます。
CTSが到着したらすぐ印刷可能な状態になります。

Seikodoがお届けする、軟包装および紙器分野のフレキソ化を意識した新製品、次世代の高精度スリーブ版を是非御体験して下さい。

スリーブ版CTSの特徴

  • スリーブのセットだけで
    ・印版のマウント不要
    ・縮率無し、同一寸法で高精度の見当合わせが可能
    ・安定した高速印刷が可能
  • FTD(フラットトップドット)という特殊加工が可能で、以下のような効果が得られる
    ・ドットゲイン(印刷の太り)を抑制
    ・ガモット(色域)が広がる
    ・繊細な線画をくっきりと見せる
    ・印刷時のフルーティング(波型形成のコルゲート目)を抑制
  • Full HD 加工をFTD表面に形成することが可能。
    これにより、通常の印圧で高濃度で鮮やかな印刷を実現。

スリーブ版CTSの用途

不織布
人肌に接触するサニタリー用品(紙おむつ)

軟包装紙・フィルム
ペットボトルのラベル、シュリンク包装
ファーストフードの容器や包装
量販店の紙器包装

スリーブ版CTS作業フロー

1.スリーブ上、樹脂セット

印刷面に対して印版接地圧の調整、また高速印刷の衝撃を緩和する目的でスリーブにクッションテープを巻き付ける前処理を施し、その上から樹脂のラミネートを行います。

2.特殊シールによるエッジ処理

ラミネート完了後は、後工程のスリーブ洗浄で液の侵入を防ぐために、特殊シールによるエッジ処理を施します。

3.イメージング

スリーブをラウンドにセット後、CDI機で樹脂表面にレーザー照射して、イメージングを行います。

4.洗浄

イメージングが完了した後は、専用のプロセッサでブラックレイヤー除去洗浄を行います。

5.乾燥、後露光

洗浄後は、乾燥、そして後露光と一連の作製工程を行います。

6.出荷検査

仕上がりに対して出荷確認の検査が完了後、均一でシャープな、精度の高い版が製品になり、梱包、出荷となります。

CTS装置

UV主露光装置(CDI Advance Cantilever1450)
CTS、CTSSで使用するスリーブとプレート両方のイメージングが可能になっています。また、アブレーション中に同時にLEDーUV主露光を行う「インラインUV主露光ユニット」を装備しています。